富士吉田市の代表的な産業である織物は、古くは10世紀中ごろの文献に記録が残されており、江戸時代(1,600年ごろ)には本格的に生産が始まり、西洋の産業技術が導入された明治時代(1,870年代)になると、技術の向上や設備の充実により「甲斐絹
(かいき)」として、全国にも名が知られるようになりました。
当地の織物の特色としては、先に糸を染め、また糸自体も細いものを使うことによって、きめの細かい高品質な織物となっています。
このような伝統と高い品質、また現代のニーズを融合した当地の統一ブランドである「ふじやま織」は、婦人服、ネクタイ、スカーフ、傘、カーテン等、日本国内ばかりでなく世界に通用する製品をめざして、各国の展示会でも出展するなど積極的な展開を図っています。
富士吉田織物協同組合
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